スマートフォンのマイナ保険証利用への対応について
2025年9月19日から順次、スマホに搭載されたマイナ保険証を医療機関・薬局の受付で利用可能になります。ただし、スマホ対応するかどうかは医療機関や薬局の対応次第です。
医療機関側は、導入に当たり原則として汎用カードリーダの他に、必要な場合は資格確認端末に接続する用のUSBハブ、USB延長ケーブルを購入する必要があります。
キャノンの顔認証付きカードリーダー(Hi-CARA)を利用している医療機関等は、顔認証付きカードリーダーにスマホをかざせば受付が可能なようなので購入不要とのこと。
汎用カードリーダー等の購入には費用補助があるようですが、補助期間は令和7年8月29日~令和8年1月31日まで。
補助の流れは?
補助の流れとしては、
①医療機関等向けポータルサイトにて、クーポンコードを取得
②Amazonビジネスの指定された専用ページにて、汎用カードリーダー等を選択(なぜAmazonビジネス?)
③決済画面にて、ポータルサイトで取得したクーポンコードを使用
Amazonビジネスのアカウントを持っていない場合は、新規登録が必要です。
(かつてAmazonからビジネス登録の営業電話が頻繁にありましたが、それはまた別の話)
補助の上限は?
補助上限額は、クーポンコード1つあたり7,000円(1.4万円を上限に1/2の額を補助)
医療機関側が汎用カードリーダー等を揃えるのは、費用的には大きな額ではありませんが、
医療機関や薬局によっては、顔認証用カードリーダー、電子処方箋用のカードリーダー、スマホ用カードリーダーなど揃えるべきものがさらに増え、これらにはすべて初期コスト用の補助金がありますが(終了しているものもあり)、数年後はこれらはすべて医療機関や薬局のコストとなります。
キャノン以外のメーカーにも頑張っていただきたいところですが、このあたり、費用対効果、手段に重きを置く昨今の政策が医療機関等の本来の目的に適っているのか効果測定を行っていく必要があるかと思います。
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